英語の勉強ってやっぱりテスト勉強的にやる感じ?
英会話教室の短期コースとかに通ったが近道っぽくない?
聞き流すだけで話せるようになるってのもあるよなぁ
そもそも英語って独学できるものなのかな?
大学生なら、独学で基礎固めするのがオススメです。
それも、まずは低コストで!
バイト代を叩いて高額なものに頼り、基礎をやる必要なしです。
今はYoutubeやSNS、アプリなどが多く存在します。
これらをうまく使えば、英語の基礎学習は独学で可能です!
私は現在、オーストラリアで生活して、現地の会社で働いています。
日常生活レベルで英語に困ることはありません。
本格的に英語の学習を始めたのは大学3年からです。
私の失敗談も含めて、まずは何をすべきなのかをお伝えします。
英語は独学できる
大学生なら、英語の独学は可能です。
なぜなら、中・高ですでに英語の基礎は経験しているから。
そして、英語学習に必要な努力をする力があるからです。
ちなみに、就活で評価されるTOIECの点数は550〜600以上です。
中卒レベルで400点、高卒レベルは500点と言われています。
つまり、就活で評価されるレベルを見ても、中・高英語の重要さが分かります。
勘違いして欲しくないのは、英語学習の全てを独学でできるわけではありません。
相手がいての言語なので、実践的な練習には相手が必要になってきます。
無料で独学する方法
無料の教材を使って、基礎学習から始めましょう。
中・高の英語の教科書を引っ張り出してくるのも、一つの方法です。
その他にも、今は無料教材がたくさんあります。
・英語の無料学習サイト/ブログ
・無料TOIEC、英検情報サイト
・ネットの英語ニュース
・フリー英語学習アプリ
・Youtube(映画・ドラマ・音楽)
・SNS
・英語学習ブログ
・図書館
これらをうまく組み合わせることで、かなりの情報量になります。
ただ、これらの無料教材のほとんどは、丁寧にレベル分けされているわけではありません。
情報を選択する必要があります。
大量の情報量にただ流されないようにしましょう。
まずは、基礎英語。
つまり、中・高英語で理解できる部分のみをピックアップしていきましょう。
独学する際のコツ
独学となると、どしても楽に流されてしまいます。
これは、皆んな同じです。
対策としては、英語を楽しみ、習慣化させることです。
私の実践した方法も含めた、工夫方法をご紹介します。
英語時間を作る
時間を決めて英語のみで考え、行動してみましょう。
初めは難しいので、文章でなく単語だけでOKです。
これ、初めは結構疲れます。だから10分でも大丈夫です。
楽しむ
学校の授業のように、課題をこなすだけにならないようにしましょう。
英語を学ぶというより、英語で(英語を使って)何かを楽しむ事を意識した方がいいです。
そうする事で、継続しやすくなりますし、自分に必要な英語力が身に付いていきやすくなります。
夢を描く
目的をはっきり抱く事で自分に何が必要なのかが明確になります。
・外資系会社で英語で仕事をこなしている自分
・英語圏の彼氏・彼女とデートしている自分
・洋画を字幕なしで見ている自分
それぞれ、英語を使いこなす憧れの自分がいるはずです。
私は、留学先で金髪の女性と楽しく話している自分をよく想像していました。
デートまではいかずとも、夢は叶いました。
日記をつける
まずは英語時間で分からなかった英単語をメモする程度でも大丈夫です。
誰にも見られる事はないので、スペルミス、文法ミスは初めはどうでもいいです。
とにかく英語で書いてみましょう。
「英語でどういうんだろう?」この疑問から、自分なりの単語帳を作ることが可能です。
独り言
英語で独り言を言ってみましょう。自分の英語力と向き合うのにも最適です。
私は独り言を録音して聴いてみていました。自分の成長が分かる時もあるので、オススメです。
「Oh, No〜.」「Really!?」など洋画に出てくるようなリアクションから英語化していくのも面白いですよ。
もちろん、独り言でボソボソとです。
注意すべきこと
参考書を買いまくる
勉強=参考書
大学受験までこなしてきたのであれば、そう考える人も多いんじゃないでしょうか。
私も10冊ほど買い揃えました。
まず、参考書を揃える。その意気込みは素晴らしいです。
でも、参考書や問題集を解きまくるのって、疲れますよね。
TOIECを除き、テストはないんです。
参考書は中高英語レベルのものを1、2冊をやり込む。それで充分です。
とりあえず英会話教室
頑張って貯めたバイト代や親からの大切な仕送り。
それを英会話教室や高額商材に初めから注ぎ込むのはやめましょう!
基礎から丁寧に教えてくれます。しかし、大学生ならそんなの自分でやれる力はあるはず。
英語の勉強に終わりはありません。
ずっと誰かに指導してもらわないと勉強できないといつか困るはずです。
私は、大学卒業後、すぐにオーストラリアへ語学留学しました。
語学学校では、基礎からすごく丁寧に分かりやすくやってくれます。
でも、「このレベルであれば、日本にいて自分でできたな。」と後悔しました。
時間もお金も無駄だったと思います。
楽して習得できそうな教材
聞き流すだけでOKというような教材を見かけます。
確かに子供のように「聞いて→真似て→話せるようになる」理論はあるでしょう。
現地で育つ私の子供達は、実際にそうやって英語を吸収しています。
しかし、これを大人がやれるかというと違うと思います。
子供の耳は、驚くほど正確に音を聞きとります。大人はできません。。。
そもそも、この方法は大人には効率が悪いです。
子供より考え、工夫ができる大人なら大人なりの学習方法を選択すべきだと思います。
努力なしに自然にできるようになる方法は避けましょう。
自分に必要な英語を自分で工夫して学んでいきましょう。
パーフェクトを求め過ぎる
1冊の参考書を完璧にしても、英字新聞は読めません。
覚えた英単語のほとんどはすぐに忘れます。
文法も発音も自分ではかなり綺麗に言ってるつもりでも、文章が相手に伝わりません。
1年間毎日英語を勉強しても、英語圏の人に突然話しかけられたらパニックになります。
そんなもんです。
テストのために勉強してきたせいか、間違うことを恐れがちです。
パーフェクトじゃなくてもいいんです。
基礎学習期間は、とにかく「どうにか使えるものにする」そこを目指しましょう。
まとめ
大学生なら英語の基礎学習は、独学で必ずできます。
今は、無料で学べる教材がネットやアプリで山ほど見つけられからです。
他力本願になり、せっかく貯めたバイト代を基礎学習の段階から英会話教室や教材に使うのはやめましょう。
まずは、英語環境を作り、基礎作りをしっかりやる。
大学生なら難しくはありません。中・高英語の復習をするだけでいいんです。
テストのための英語学習ではありません。
英語を楽しみ、自分に必要な英語を優先的に学んでいくこと。そうすれば、英語が使えるようになっていきます。