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今後の英語の必要性【AI(人工知能)化は進む】

AI-restaurant

英語の必要性ってずっと高くなってるよなー

でも、AI(人工知能)がすべて翻訳・通訳してくれる時代も近そうじゃない?

えっ?じゃあ、今から英語の勉強するのって意味なくない?

就活で英語が武器じゃなくなるのかな?

そういう疑問に答えます。

この記事で分かる事

・英語の必要性が高まっている背景
・AI(人工知能)翻訳・通訳の実力
・これから求められる英語力

この記事を書いている私は、大学卒業後に語学留学し、今はオーストラリアで暮らし、現地企業で働いています。

こういった背景の私が「AI(人工知能)化が進む中、英語は必要なのか?」というテーマで書いてみようと思います。

これから英語学習を始める大学生が、不安を感じることなく突っ走って欲しいです。

目次

英語の必要性はさらに高まる

Communication skill

英語の必要性が高まっていっているのは、何となく感じていると思います。

  • 小3からの「英語」必修化
  • 外国人労働者の増加
  • 昇給・昇格できない
  • 海外進出する企業の増加
  • SNS、オンラインゲームの発達

1つくらいは、ニュースで見かけたことはあるんではないでしょうか。

英語の必要性は分かっている方も多いでしょうから、さっと説明しますね。

小3からの「英語」必修化

2020年の新学習指導要領で小学校3年生から英語を勉強します。

そして、小5から教科化されて、教科書で勉強します。つまり、成績表に反映されていきます。

外国人労働者の増加

The number of foreign workers

日常生活で実感できる感じになってきていますよね。

“日本人による日本人のための雇用”なんてのん気な事を言ってられない時代になっています。

負けずに英語を勉強して、グローバルな人材にならないと国内企業に就職しても勝てないかもしれません。

昇給・昇格できない

楽天・ユニクロ・アサヒビール・資生堂・シャープなど社内公用語を英語化する企業も出てきています。

また、TOEICの2019年のレポートによると、30〜40%の会社がTOIECテストを昇進・昇格の要件や参考にしています。

例えば、係長・主任への昇進・昇格は500~600点が必要のようです。

(参照:TOEIC 昇進・昇格の要件)

海外進出する企業の増加

これは昇給・昇進に英語が必要な理由の一つでしょう。

日本国内だけで売り上げを伸ばすより、海外に向けて売り込んだ方が業績を伸ばせるのは当たり前ですよね。

今やオンラインショップなどで個人経営者や小企業でさえ海外展開する時代です。

SNS、オンラインゲームの発達

FacebookやTwitter、インスタなどのSNSで、英語が分かったら世界中のもっと多くの人のページを読めるのにと感じたことはありませんか。

SNSで世界中の人と簡単に繋がれる時代。英語での情報交換ができることは、大きな利点になります。

また、ゲームの世界もオンライン化されていますよね。

あるゲームでは、英語でチャットしたり、ゲーム内のミッションを一緒にクリアしていく必要もあります。

また、海外サイト(英語)からしかダウンロードできないゲームもあります。娯楽でさえ英語の必要性が高まっています。

AI(人工知能)の実力

robot

英語の必要性は高まっていく一方。それと同時に英語の翻訳技術も進歩していっています。

レビュー記事などを見ると、翻訳精度は満足できるレベルのようです。

海外旅行や仕事の連絡作業での英語程度であれば、現段階のAI技術で大丈夫でしょう。

このまま進化し続ければ、いつか極小の機器を身につけておくだけで同時通訳ができるようになる気はしますね。

しかし、完全に英語の勉強は不要と言えるくらいになるには、まだまだ長い時間がかかりそうです。

また、翻訳・通訳機がないとコミュニケーションが取れないのは私は寂しい気がします

「恋人と会話する時に、通訳機を使いたいですか?」

そういう事だと思います。

Google翻訳

利用されている方は多いと思います。

2016年にディープラーニングという方法を導入後、翻訳精度が大きく向上しています。

ディープラーニングとは、大量の翻訳データを元に最適な翻訳を行う方法です。

Deep L

2020年から日本語に対応され、Google翻訳より精度が高いと話題です。

こちらも巨大な訳文データベースを元に翻訳が行われます。

ポケトーク

ソースネクスト社が発売する通訳機。日本語で話して、日本語で聞けます。

また、カメラ翻訳を使えば、即時に英文に変換してくれます。(Googleレンズにも同機能がありますね)

Web会議に特化した同時通訳

Web会議の場において、通訳士なしで同時通訳してくれるAI通訳。

三井情報のWordlyは、15言語を文字起こしして22言語への同時通訳が可能との事です。

これから求められる英語力

AI(人工知能)を超える英語力

パターン化されている文章の翻訳や会話などは、AI(人工知能)に取って代わられるでしょう

現にAIを使ったカスターサービスは始まっています。

翻訳・通訳機の性能に満足できる場合、あなたに英語力は求められません。

つまり、求められていく英語力はAI(人工知能)が訳せないニュアンスの英語やビジネス交渉できるレベルの英語力です。

専門性

英語は意思疎通する言語という道具にしか過ぎません。

「英語ができる」だけで強みになる時代はそう長くは続かないでしょう。

専門性×英語で「英語で専門的に何かができる」力が必要になっていきます。

新学習要領の教育を受けた後輩に負けない力

小3から英語に触れる時代です。英才教育を受けているお子さんなら、英語なんてもっと早くからやっているでしょう。

あなたが40代になった時、彼らは当たり前のように英語力を持って新入社員で入ってくるかもしれません。

その時に時代遅れの上司扱いされないように、それなりの英語力は身につけておきたくないですか。

まとめ

英語の必要性はずっと高まっていくのは確実です。

そのため、AI(人工知能)を使った翻訳・通訳機も発達していきます。

その時に、AI(人工知能)に勝てる英語力や専門性・交渉力を身につけておく事が今後求められます

私は海外在住なので、英語ができることは当然の事の中で生きています。

「英語ができること」が大した武器ではないのです。

「英語で専門的に何かができる」力ができてこそ現地の就活で勝てるのです。

AI(人工知能)に英語を100%頼れる世界は、まだしばらく先です。

なので、安心して全力で英語を勉強しましょう!

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